侍ジャパン 決戦前夜に決起集会開催 幹事は最年長右腕、“チーム・ダルビッシュ”結束高める

 温かい気候の中、キャッチボールするダルビッシュ(撮影・吉澤敬太)
 ブルペン投球する佐々木朗(手前)の後ろで笑顔を見せる大谷(撮影・吉澤敬太)
 (奥左から)ヌートバー、大谷が見守る中、ブルペン投球する佐々木朗(左)と山本(撮影・吉澤敬太)
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 野球日本代表「侍ジャパン」が18日(日本時間19日)、フロリダ州マイアミ市内で渡米後、初めての全体練習を行った。

 チームは20日(同21日)に準決勝でメキシコと戦う。同戦には佐々木朗が先発予定で、第2先発として山本がスタンバイする予定。栗山監督も「総動員で戦う」と、総力戦を明言している。

 3大会ぶりの世界一奪還を誓う侍ジャパン。決戦前夜にはチーム全員で決起集会が予定されている。幹事役を務めるのはチーム最年長として、精神的支柱を担うダルビッシュ有投手(36)。今月5日には、1次ラウンド開催前に決起集会を開き、大谷翔平投手(28)が乾杯の音頭を、ダルビッシュが締めのあいさつを担当。韓国焼き肉に舌鼓を打ち、全勝でアメリカ切符を手にした。

 阪神の中野拓夢内野手(26)は「日本でもそういう決起集会っていうのはあって、そこでみんなでひとつになってやろうということで、とてもいい雰囲気で食事会ができた」と効果を実感している。

 栗山監督は、宮崎合宿からを振り返って「今回はダルビッシュジャパンと言ってもいい」と感謝。「自分のことはさておき、チームのことだったり野球のため、将来のためでした」と称賛する右腕が最後まで、チームの中心としてまとめ役を担う。

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