侍・村上が生き返った 5番降格に燃えたWBC初タイムリー 誠也の“激励”にこたえた

 5回、適時二塁打を放つ村上(撮影・金田祐二)
 5回、塁上でペッパーミル・パフォーマンスを見せる村上
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 「カーネクスト 2023 WBC準々決勝ラウンド 東京プール、日本代表9-3イタリア代表」(16日、東京ドーム)

 “神様”の称号を授かった男の意地だ。今大会初めて4番を外れ、5番に座った村上宗隆内野手(23)が日本での最終戦で、今大会初適時打を含む二塁打2本を放った。

 3番・大谷と4番・吉田をそれぞれ一、二塁に置いた五回の第3打席。低めの直球をすくい上げると、打球はフェンス直撃の中越え適時二塁打。村上は塁上で叫び、大きく手をたたき、ベンチのペッパーミル・パフォーマンスに気合の入った表情で応えた。七回は、前を打つ吉田のソロ弾で球場の興奮が最高潮の中で打席に立つと、強い打球は左翼手のグラブをはじき、2打席連続の二塁打となった。

 WBCの重み、4番の重圧。23歳の主砲はかつてないプレッシャーと戦った。1次リーグは14打数2安打、打率・143、7三振の不振に陥った。14日には「自分の状態としてはすごく打てないのが続いてますが、勝てたことが一番」と話し、悔しい気持ちを押し殺し、チームの勝利に徹してきた。

 ベンチではダルビッシュや大谷が事あるごとに、左脇腹の故障で侍ジャパンを辞退した鈴木からは、アメリカからSNSやインスタグラムの動画を通じて励まされた。鈴木の辞退が決まった当初は「鈴木さんのためにも」と話していた中、試合前日の15日には「自分が打てないからチームにマイナスを与えるわけにはいかない」と自らに言い聞かせるような言葉を口にするようになっていた。

 5番として切り替えて臨んだ一戦で、3打数2安打1打点と上昇気流をつかんだ。確かな足跡を残して、“村神様”が決戦の地・マイアミへ旅立つ。

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