3大会連続1次R敗退の韓国 批判高まりに協会が前代未聞の国民への謝罪文発表「叱責を謙虚に受け入れる」

 WBCで3大会連続1次ラウンド敗退の結果に終わった韓国の野球統括組織である韓国野球委員会(KBO)は16日、国民への謝罪文を発表した。現地メディアが報じた。「野球代表チームが2023WBCで期待に満たない成績と競技力をみせた点について、応援してくださった国民の皆さんと野球ファンに心から謝罪します」と、つづられた。

 「KBOと10球団は今回のWBCの結果について大きな責任を痛感し、複数の叱責を謙虚に受け入れます。今後リーグの競技力と国家代表チーム競争力向上のための中長期的な対策を早急に準備します」と、誓った。この日、KBOと10球団がソウルで実行委員会を開催し、対策などを話し合ったという。

 帰国した14日の仁川空港ではイ・ガンチョル監督が「申し訳ないという言葉しかありません。すべて私を非難してほしい。選手達は本当に準備も練習もたくさんしたが、私の力不足。選手達への非難は控えて、私に全部してほしい」と、繰り返し頭を下げたが、選手たちは到着ゲートを出ると、急ぎ足で帰路に。この対応を現地メディアは批判的に報じ、「スポーツソウル」は「最低限の礼儀もなかった1次ラウンド脱落という衝撃的な成績。脱落してからも最後まで応援した国民に対して、真心を込めた謝罪と反省は当然のこと。しかし、太極戦士の最後の姿は最低限の礼儀も尊重もなく、指揮官だけが残って、謝罪した」と、断じるなど、韓国国内では代表への批判が高まっており、前代未聞の謝罪文発表に追い込まれた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

WBC最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    スコア速報

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス