「ＷＢＣ・２次ラウンド１組、日本‐台湾」（８日、東京ド）

　ＷＢＣ日本代表のロッテ・角中勝也外野手（２５）が７日、台湾の先発・王建民攻略への先陣を切る決意を明かした。１番でスタメン起用されることが濃厚。昨季のパ・首位打者が突破口を開く。

　低めへの制球が抜群とされる台湾のエース打ちへ切り込み隊長としての役割を全うする。「低めのシンカーについていかないことですね。低めは我慢。高めはボールでも振るぐらいで。簡単に打たされないようにしたい」。王斬りのためなら悪球打ちも辞さない覚悟だ。

　この日東京ドームで行われた打撃練習では快音を響かせ、ライトの守備練習も無難にこなした角中。既に、王建民のオーストラリア戦勝利投手になった先発時のＶＴＲはチェック済み。「左打者の方が対応しやすいから打たないと」と、闘志を燃やした。