侍ジャパン逆転勝ち「打線つながった」

8回日本代表2死満塁、日本代表・内川聖一は一塁適時内野安打を放つ=ヤフオクドーム(撮影・栗木一考)
2枚

 「WBC強化試合 日本代表6‐1巨人」(28日、ヤフオクドーム)

 日本代表が逆転勝ちで、強化試合最終戦を飾った。初回に矢野の先頭打者アーチで先手を奪われたが、中盤以降に打線がつながり、5投手のリレーで逃げ切った。

 1点を追う三回2死一、二塁で内川が右前に同点適時打。五回1死一、三塁から、角中の投ゴロ併殺崩れの間に勝ち越した。六回には2死満塁から坂本が三塁線を破る2点二塁打。八回2死満塁では内川が一塁強襲の2点適時打を放ち、巨人を突き放した。

 右膝の違和感でこの試合を欠場した阿部に代わって4番に入った糸井は無安打も、坂本が4安打2打点、内川が3安打3打点と調子を上げている。打線全体でも12安打をマークした。

 投手陣では先発の大隣が立ち上がりこそ乱れたが、尻上がりの投球で4回を4安打4三振1失点。本戦では「第2先発」として期待がかかる。リリーフ陣の森福、山口、牧田もそれぞれ1回無失点と順調に仕上がっている。

 試合後にインタビューを受けた山本監督は「打線がつながったことが本番に向けて大きい。(阿部欠場に)ゲーム前に、『みんなでカバーしてやろう』と話をした。その通りにやってくれた」と試合を振り返りつつ、「いよいよ始まります。一戦一戦、戦っていきたい」と決意を述べた。日本代表は3月2日の1次ラウンド初戦でブラジル代表と対戦する。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スコア速報

主要ニュース

ランキング(野球)

話題の写真ランキング

写真

デイリーおすすめアイテム

リアルタイムランキング

注目トピックス