2021年ドラフト 本紙独断!特A評価選手は?

2021年ドラフト会議へ向けて高校生159人、大学生139人が「プロ志望届」を提出した。中でも本紙独断で評価した「特A」選手7人に注目だ。

公開日:2021.10.7

 集まった12球団、約70人のスカウトらの評価は変わらなかった。阪神の山本スカウトは「足場が悪い中でもきっちりコントロールできていたし、これだけ投げられたら上位候補に変わりない」と評価。巨人・水野スカウト部参与も「先発、リリーフどちらでもいけるタイプ」と太鼓判を押した。

三菱倉敷・広畑に12球団70人熱視線 八回途中3失点敗退も虎スカウト「上位候補」

 【広畑敦也(ひろはた・あつや)】1997年12月3日生まれ、岡山県倉敷市出身。175センチ、83キロ。右投げ右打ち、投手。玉野光南(岡山)―帝京大―三菱倉敷オーシャンズ。高校時代は県4強が最高成績。帝京大では1年春からベンチ入りした。三菱自動車倉敷オーシャンズでは1年目から主戦を担う。最速154キロ。

風間球打投手(ノースアジア大明桜)⇒ソフトバンク1位指名

広島、高校生ドラフト1位指名候補に明桜・風間球打 白武スカウト部長「上位に」

 「高校野球秋田大会・準々決勝、ノースアジア大明桜4-3秋田」(18日、秋田県立野球場)
 世代最速の称号をつかんだ。今秋ドラフト1位候補のノースアジア大明桜・風間球打(きゅうた)投手(3年)が157キロを計測。同世代では高知・森木大智、大阪桐蔭・関戸康介両投手の154キロを上回り、トップに立った。10回7安打3失点完投で準決勝進出。阪神など10球団18人のスカウトの前で強烈な印象を残した。

ノースアジア大明桜・風間、世代最速157キロ 阪神など10球団の前で強烈インパクト

 「自分でもびっくりしました。本当にいつの間にかキャッチャーミットに着いている感じで。いままでにない感覚でした」

ノースアジア大明桜・風間、世代最速157キロ 阪神など10球団の前で強烈インパクト

 初回から150キロ台を連発し、延長十回にも大台をマークするなどスピードを維持したまま155球を投げ抜いた。

ノースアジア大明桜・風間、世代最速157キロ 阪神など10球団の前で強烈インパクト

 【風間球打(かざま・きゅうた)】 2003年10月11日生まれ。山梨県甲州市出身。右投げ左打ち。投手。183、81キロ。奥野田小1年から奥野田スポーツ少年団で野球を始め、同4年から塩山南少年野球でプレー。塩山中では笛吹ボーイズに所属。ノースアジア大明桜(秋田)では1年春からベンチ入り。3年夏に甲子園出場。初戦の帯広農戦で2失点完投勝ちも、2回戦で明徳義塾に敗れる。50メートル走6秒9、遠投100メートル。最速157キロ。球種はスライダー、カーブ、フォーク、チェンジアップ。

小園健太投手(市和歌山)⇒DeNA1位指名

小園、花田ら38人がプロ志望届日本高野連が掲載開始

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