野球解説者の張本勲氏が１０日、ＴＢＳ系「サンデーモーニング」に出演し、日本ハム・斎藤佑樹投手について言及した。

　番組ではキャンプ中の珍しいトレーニング方法として、斎藤が軸足の右足にチューブをつけ、フォーム矯正している映像を放送。張本氏は、その効果について問われると「分かりません。役に立つからやっているんでしょう」と語った。

　「大きく期待するほうが酷だから。中継ぎとか、役割をしっかり指示してやったほうが。先発、完投のタイプではないんですよ」

　「練習試合、日本ハム５－３ＮＣダイノス」（１１日、スコッツデール）
　日本ハム・斎藤佑樹投手（３０）が１１日（日本時間１２日）、韓国・ＮＣダイノスとの練習試合で意地を見せた。チームにとっては今年初の対外試合。“開幕投手”として２回無安打無失点に抑え、猛アピールした。

　「緊張感はめちゃくちゃありました」とスタートは不安定だったが、徐々に冷静さを取り戻した。後続を斬り、続く二回も三者凡退。

　栗山監督も「なんとかしようと必死になっている姿は見えました」と及第点を与えた。

　斎藤佑は「３０歳の僕が任されるというのは意味のあることだと思っていますし、それに応えないといけないという気持ちはありました」と語り、前を向いた。