右上腕三頭筋の腱炎（けんえん）のため故障者リスト入りしているカブスのダルビッシュ有投手が６月２５日、マイナー１Ａに先発で実戦復帰し、５回を３安打１失点、５三振。「結果としては良かったけど（状態は）１００％とは言えない」と振り返った。

　右上腕三頭筋の腱炎（けんえん）で故障者リスト入りし、再検査で右肘の炎症なども判明したカブスのダルビッシュ有投手が７月１日、シカゴで「投げる動きをするときに骨と骨がぶつかるような状態」と肘の症状を説明した。

　ＤＬ入りしているカブスのダルビッシュ有投手（３２）が７月１９日、インディアナ州で行われた傘下のマイナー、１Ａサウスベンドの試合で６月２５日のマイナー戦以来の実戦登板に臨んだが、右肘痛を再発したため、一回限りで降板した。

　わずか１９球で予定の３回を投げられず「ＭＲＩで撮ってみないと何とも言えないけど、何なんだろう」と不安を口にした。

　右肘痛を再発したカブスのダルビッシュ有投手（３２）は疲労骨折などを予防するため６週間はノースローとなり、今季中の復帰が絶望になったと８月２１日、球団が発表した。