ダルビッシュ今季絶望 右肘痛深刻…6週間ノースロー決定

 右肘痛を再発したカブスのダルビッシュ有投手(32)は疲労骨折などを予防するため6週間はノースローとなり、今季中の復帰が絶望になったと21日、球団が発表した。6年総額1億2600万ドル(約139億円)の大型契約を結んで移籍した1年目は1勝3敗、防御率4・95で終了となった。

 5月26日に右上腕三頭筋の腱炎(けんえん)でDL入りし、MRI検査では「(筋)組織に損傷なし」だった。だが、6月25日のマイナー戦で実戦復帰した直後の再検査では肘に炎症などが判明。今回は「ストレス反応による痛み」で、診断結果は変わっていった。

 19日のマイナー戦で肘痛を訴え、1回で降板した際には「昔は指を骨折しても投げたし、肘の靱帯(じんたい)がいってる(異常がある)状態でも6回ぐらい投げてたけど、それとは全然、比べ物にならないぐらいの痛みがある」と話していた。

 米球界8年目の来季。レンジャーズ時代の2015年に再建手術を受けた靱帯に異常はなかったものの、再起へのリハビリは厳しいものになりそうで「神様が自分に何を教えようとしているのか、全く分からない」との言葉も重く響く。

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