50年後の150回大会に集結だ!甲子園レジェンド・現役プロ野球選手編

今夏の甲子園100回大会はレジェンド選手たちが連日始球式を行う。現役のプロ野球選手は当然出られないが、その中から50年後に存命なら出てくるであろう“レジェンド有資格者”たちを集めてみた(敬称略)。

公開日:2018.7.29

今年の第100回大会はレジェンド18人が始球式で連日登場

 日本高野連は6日、第100回全国高等学校野球選手権記念大会で、8月5日の開幕日から決勝まで毎日、夏の甲子園で活躍した元球児による「レジェンド始球式」を行うと発表した。
 5日の開幕日は米大リーグ・ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏(星稜)、21日の決勝では太田幸司氏(三沢)と井上明氏(松山商)が登板する。

夏の甲子園 レジェンド始球式を毎日開催 開幕日は松井秀喜氏

 シーズン中で出られない現役プロ野球選手の中にも甲子園レジェンドはたくさんいる。以下は編集Wが独断と偏見で選んだ「50年後の150回大会に出られそうなレジェンド有資格者」たちだ。

【松坂大輔(横浜)】80回(98年)史上初の決勝戦ノーヒットノーランで春夏連覇

松坂大輔(横浜)

 問答無用の「平成の怪物」松坂大輔。3年生春の優勝投手として臨んだ80回大会では、準々決勝のPL学園戦で延長17回を250球完投、翌日の準決勝・明徳義塾戦では大逆転を呼ぶ1イニング登板などマンガ顔負けの劇的な試合を見せた。圧巻は京都成章との決勝戦。伝説の名投手・海草中の嶋清一以来59年ぶりとなる決勝戦ノーヒットノーランで春夏連覇を達成した。【レジェン度SS】※レジェン度は編集Wの個人的見解。SSが最高で甲子園の実績・印象のみで、プロ等の経歴は含まない。

【ダルビッシュ有(東北)】85回(03年)

ダルビッシュ有(東北)

夏は85回(03年)と86回(04年)に出場。2年生エースとして臨んだ85回では決勝まで進んだが常総学園に破れ準優勝。優勝旗を白河の関を越えて東北に持ち帰ることはできなかった。甲子園戦歴に加え、のちに「○○のダルビッシュ」(みちのくの=大谷翔平、浪速の=藤浪晋太郎ら)の元ネタになったことの合わせ技で【レジェン度S】

【中田翔(大阪桐蔭)】実は二刀流だった 87回(05年)では自らV弾で勝利投手に

 1年生だった87回大会(05年)では2年先輩の平田(現中日)らとともに4強進出に貢献した。投手としてもMAX151キロを記録するなどエースで4番の二刀流で大阪桐蔭をけん引する存在となる。肩の故障もあり外野手として臨んだ2年時には140メートル弾を放つなど、歴代7位の甲子園4本塁打を含む高校通算87本塁打(当時の新記録)を誇るスラッガーとなった。2年時の88回(06年)には2回戦で斎藤佑樹の早実と対戦し敗れている。【レジェン度A】

中田翔(大阪桐蔭)

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