ショック…プロ野球現役コーチの急死
西武・森慎二投手コーチが多臓器不全のために急死したというニュースが伝えられ、突然の訃報にショックが広がっています。過去にも、プロ野球の現役コーチが亡くなってしまった例がありました。
公開日:2017.6.29
【1978年2月12日デイリースポーツ紙面より】 クラウンの江田孝投手コーチ(五四)が急死した。同コーチは島原キャンプ初日の十一日、長崎県島原市の島原市野球場で脳卒中の発作を起こして倒れ、直ちに病院に運び込まれたが、意識不明のまま永眠した。
(中略)
現役コーチのグラウンド上での死はプロ野球史上例がないといわれている。
【1979年】阪神・中井悦雄コーチ補佐、心不全で…36歳
阪神の現役コーチが亡くなっており、大きな記事になっているだろう…と調べてみると、なぜか小さな訃報記事が掲載されているだけでした。
【2004年】近鉄・鈴木貴久コーチ、急性気管支肺炎で…40歳
【2004年5月18日デイリースポーツ紙面より】 近鉄・鈴木貴久2軍打撃コーチが17日午前1時17分、急性気管支肺炎のため搬送先の八尾徳洲会総合病院で死去した。享年40。現役コーチの急逝という衝撃は近鉄球団はもちろん、球界全体を悲しみに陥れた。
(中略)
鈴木コーチは15日、ウエスタン・阪神戦(鳴尾浜)の練習後に体調不良を訴え帰宅。翌16日の同カードは雨天中止となったが、体調が回復しなかったため練習を欠席した。そしてその夜、容体が急変。17日の午前0時半ごろに病院に運ばれたが、そのまま帰らぬ人となった。