「阪神３-０ＤｅＮＡ」（９日、甲子園）

　野手キャプテンを務めた阪神・鳥谷は、選手会長の関本、投手キャプテンの藤川らと共にセレモニーで花束を渡した。その際、笑顔で言葉を交わして鉄人の引退を見送った。

　「能見さんも三振を取れて、メッセも勝てて、（チームも）勝ってよかった。（後ろにつなぐ）プレッシャーというより、何とかいい場面で、というのはあった」

　４番に入った金本に好機を演出すべく、打席では結果を残した。初回には１死一塁から左前打を放って一、二塁の好機を作り、七回には２死一塁からの中前打でチャンスをつないだ。

　これで自身４年ぶりのフルイニング出場も達成。今シーズン中に海外移籍も可能なＦＡ権を取得しているが「「これからじっくり考えます」と話すにとどめた。選択肢としてメジャーか阪神残留の二択になっているもようだが、残留が濃厚となっている。