報徳学園・小園選手の身体能力と影響力さすが!

 今日は、僕がよくモノマネをさせていただいている板東英二さんの始球式で1日がスタートしました。登板前「手つないでマウンドへ行きましょうか?」と話しかけたら「お前に手つながれたらまるで介護やんか!」と“拒否”されてしまったんですが、レジェンドの姿に感動しました。

 続いて始まった報徳学園-愛工大名電は見応えがありました。ドラフト候補の報徳学園・小園選手は体調不良の影響か5打数1安打でしたが、送球の正確さや肩の強さはさすが。三回に振り逃げで出塁して二盗、最後は三塁から相手投手の暴投で生還するなど、身体能力の素晴らしさを見せつけていました。

 それに、チームにも相手にも“小園効果”を感じました。糸井選手が3安打2打点で堀尾選手が1安打3打点。チーム全体の競争意識や底上げにつながっているんでしょうね。逆に愛工大名電は、小園選手を必要以上に警戒していたように見えました。小園選手の打席では右翼手・左翼手がセンター寄りに守って、両際に落ちてもOKみたいなシフトに。小園選手の存在がプレッシャーになっていたように感じました。

 実は2年半前、当時中学3年だった小園選手と、背番号「17」の岡崎選手に会ったことがあるんです。岡崎選手が僕を見つけて「かみじょうさん。僕、春から報徳で野球やるんです!」と声をかけてくれました。一緒にいた小園選手も「僕も一緒に報徳です」と教えてくれました。今日、2人が甲子園でキャッチボールする姿を見て、思わずウルッと来てしまいましたよ。

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 かみじょうたけし(本名・上条 剛志)1977年12月31日生まれ、40歳。兵庫県淡路市出身。中学、高校時代はソフトテニス部。龍谷大卒。お笑いコンビ「ロビンス」で活動後、現在はピン芸人。「デイリースポーツオンライン」でコラム「かみじょうたけしの内にズバッと!!」を連載中。

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