近江の山田君、佐合君ありがとう!
こんにちは。高校野球大好き芸人、かみじょうたけしです。デイリースポーツオンラインで「かみじょうたけしの内にズバッと!!」を連載しています。今大会は、高校野球を熱く語らせていただきます。
今日も見応えある試合が続きましたが、僕が注目したのは近江-智弁和歌山です。実は、たまたまご縁のあった選手が大活躍してくれたんです。
7月に京都大会準々決勝を観戦した帰りの電車で、近江の7番・山田君と偶然会いました。「どこで野球やってんの?」と聞くと「近江です」と。その日は滋賀大会3回戦・対甲西が10-0の五回コールド勝ちで早く終わり、山田君はボーイズ時代の友達を応援に京都大会へ来たそうです。「(彦根東の)増居投手って、かみじょうさんから見てどうですか?僕らも対戦したら、打ちたいです。頑張ります」と頼もしかった。すごくかわいらしくて礼儀正しい青年でした。彼が今日、五回に右中間へあんな素晴らしいホームランを打つなんて!しかも僕の目の前で…。
さらに3番手で登板し無失点だった佐合君のお父さんは、僕が出演しているお笑いライブをしょっちゅう見に来てくれるんです。「息子が近江で投手やってます。センバツは投げてませんが、そのうちに見たってください」と言われてました。
今日は140キロ台を出して、右打者にも左打者にもアウトローがビシッ。ノムさんが見てたら「ピッチャーの原点はアウトロー!」とうなっただろうな。八回1死一、二塁のピンチで、次の打者も3ボールになった時だって、マウンドで笑顔だったんです。心に余裕があるんだな、それだけメンタルを追い込んできたんだなと思いました。お父さん、喜んでるだろうなあ。