広島・佐々木「若い力でチーム活性化を」ビジターユニ4年ぶり刷新 赤基調に水色を配色1980年代の黄金期再現へ
広島は13日、来季から着用する新しいビジターユニホームをマツダスタジアムで発表した。ユニホームの刷新は4年ぶり。これまでと同様に赤を基調とし、胸ロゴや背番号に球団カラーの紺色を採用。アクセントとして黄金期を築いた1980年代に用いていた「水色」が配色された。新ユニホームを着用した佐々木泰内野手(23)は、時代を継承した上で、新たな黄金時代をつくると決意表明した。また、帽子とヘルメットも同様の配色とした。
伝統と革新が融合した新たなユニホームに袖を通した。佐々木は引き締まった表情で、決意表明した。「黄金期に負けないよう、しっかりと頑張りたい」。力強い言葉だった。
4年ぶりのユニホーム変更。これまでを踏襲し、赤色を基調とする。大きな変更点は、胸の文字や背番号だ。球団カラーである紺色を採用し、さらに黄金期を築いた1980年代のユニホームカラーの水色が、アクセントとして用いられた。
1975年に初のリーグ優勝。79年に2度目の栄冠と初の日本一に輝き、その後の80年代には、3度のリーグ優勝と2度の日本一に輝いた。佐々木は当時、生まれていないものの、ゲームを通じて山本浩二氏や衣笠祥雄氏、北別府学氏や津田恒実氏、大野豊氏らの名前を知っておりレジェンドの名前を次々と列挙した。
輝かしい功績の上に現在のチームが存在する。歴史に触れた主砲は、「広島の方々にとってカープがいかに愛されてきたかを感じた。自分たちも次につないでいかなければいけない」と誇りを胸に刻む。
開幕を4番で迎えた今季。4月4日・阪神戦(マツダ)でプロ初本塁打を記録するものの、開幕直後は不振で苦しんだ。同12日のDeNA戦では、4番を外れた。5月5日には出場選手登録を抹消され、2軍再調整を経験した。
復調の分岐点は6月28日・阪神戦。二回、高橋の外角直球を捉え、右翼ポールを直撃する一発だった。打球に力を伝えられなかった開幕直後を受け、前半戦途中に打撃を修正。「足元に打球を打ち込むイメージ」でバットを出し続けた。低く強い打球を生み出すアプローチから生まれた会心のアーチが、確固たる手応えとなった。121試合に出場し打率・254、6本塁打、26打点で2年目を終えた。
侍ジャパンにも選出された。今秋はスピードとパワーの底上げを図る。揺るぎない土台を作り上げ来季、3年連続Bクラスからの巻き返しを狙うチームの先頭に立つ意気込みだ。
「新しくドラフトで入ってくる選手もいますし、競争は続いていきます。自分たち若い力で、チーム内を盛り上げて、活性化できるようにやっていきたい」。背番号10が、偉大な先輩たちが築き上げた歴史を敬いながら、自らのバットで新しい時代を切り開いていく。
◇勝田「すごくストレッチ性があるというふうにおっしゃっていたので、すごく着心地が良い。青いデザインは、広島の方も強いイメージがあると思う。自分たちも、しっかり新しいカープとして、強いチームを作っていけるように頑張りたい」
◇栗林「ユニホームもこうやって変わって、本当に、生まれ変わるしかないと思っている。このユニホームに負けないように、自分たちも結果を出していきたい。帽子とセットになっているところが、一体感がすごいあると思う」
◇大瀬良「カープの歴史と伝統が、この水色に込められている。先輩方の歴史に負けないように、新しい歴史、強いカープを作っていきたいという思いが強くなった」
