広島・佐々木 プロ初4安打!逆転星呼んだ八回同点タイムリー シーズン100安打にあと3「しっかり勝ちきれるように」
「ヤクルト4-7広島」(4日、神宮球場)
詰まった打球が右前で弾む。広島・佐々木泰内野手は一塁で感情を爆発させた。プロ初の1試合4安打目は値千金の同点打。「だいぶ刺されました」と苦笑いで振り返りつつ、「ここ数試合貢献できていなかった。打てて良かったです」とチームの勝利に安堵(あんど)の表情を浮かべた。
2点を追う八回2死満塁。6番手・広沢に対し、「追い込まれたらキツいかなと思ったので、早めに」と初球の直球に詰まらされるも、打球は右前にポトリ。2者が生還すると、カープナインはベンチから飛び出し、一気にイケイケのムードとなった。二回は右前打、五回には左翼フェンス直撃の二塁打、七回にも右前打を放っており、4安打の固め打ちで逆転勝ちに大きく貢献した。
開幕4番を務めるも、打率1割台に沈み、5月5日に2軍降格。窮地を脱すべく「何かのきっかけになれば」と、森下と大盛が通うピラティスに通い始めた。月4回のレッスンを重ねることで、「体を理想通りに動かせるようになった。今の打撃フォームにつながった」と変化を実感。首脳陣からの指導をすぐさま体現できる再現性の高さの土台をコツコツと築いていった。
この日の4安打でシーズン97安打に到達。大卒2年目でシーズン100安打を達成すれば、球団では2013年の菊池以来、13年ぶりとなる。残りは2試合。「しっかり勝ちきれるようにやりたい」と佐々木。節目の数字と勝利を目指し、快音を響かせ続ける。
