広島・佐藤啓介2戦ぶりスタメンで初回先制弾 プロ1号から11戦で3本目「継続することが大事」育成3年目に覚醒気配
「広島5-10巨人」(5日、マツダスタジアム)
目の覚めるような一撃を右翼席へ突き刺した。華麗なバット投げを決め、スピードに乗ってダイヤモンドを一周。2試合ぶりにスタメン出場した広島・佐藤啓介内野手が先制の3号ソロをマーク。「良いポイントでしっかり振り抜くことができた。先制点につながるホームランを打つことができて良かった」とうなずいた。
初回1死で迎えた第1打席。フルカウントから相手先発・田中将の143キロを振り抜いた。「良いバッティングができた」。8月25日・DeNA戦(マツダ)で、プロ初本塁打を放ってから11試合で早くも3本目のアーチ。三回1死での第2打席でも追い込まれながら中前打を放ち、今季2度目のマルチ安打を記録した。
自身初の開幕1軍入りを果たした今季。前半戦は主に代打で起用されるも、2度の2軍降格を経験。壁にぶち当たりながら、代打経験が豊富な野間の姿勢を手本とした。「結果が出なくても、とにかく準備だけはしておけと言われた」。直近はスタメン出場が増えているが、その姿勢は変わらない。「毎日が勝負なので」と気を引き締める。
「積み重ねていくこと、継続することが大事。振り返るのはシーズンが終わってから。新しい自分と出会えるように、毎日練習して試合に挑みたい」と佐藤啓。育成出身の3年目のスラッガーに覚醒の気配が漂う。
