【解説】残念だった広島・小園の守備 主力が足を引っ張っては若手が育たない
「広島1-8阪神」(16日、マツダスタジアム)
広島が敗れ、連勝が2で止まった。3連勝の懸かった試合では12連敗となってしまった。新井貴浩監督は九回に主軸である小園に代打。この交代劇に、デイリースポーツ評論家の藤田平氏も「当然だろう」と厳しく指摘した。
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広島は小園の集中力を欠いた守備が残念だった。主力の遊撃手があれでは試合にならない。九回無死一塁で中野の遊ゴロをファンブルして併殺を奪えなかった。さらに1死一、二塁から佐藤輝の二ゴロで一塁へ悪送球。普通なら併殺が完成して阪神の攻撃は終わっており、この回の2失点はなかったはずだ。
九回から登板した黒原はまだ5年目。主力が若い投手の足を引っ張っては投手が育たない。その裏の攻撃で代打を送られたのは当然だろう。
先発の森は尻上がりに調子を上げていただけに、交代の機会を見極めるのが難しかったのかもしれないが、結果的に引っ張り過ぎた印象だ。1-2の七回、先頭の大山に中前へ運ばれた直球は明らかに威力がなく、この時点で代えておくべきだった。1点差のまま終盤に入っていければ何が起こるか分からなかったが、この回の2失点で試合の流れは完全に阪神のものになってしまった。
