横浜・織田翔希「それを力に変えて」 甲子園の大歓声に感謝 この日最速は154キロも相手打者圧倒、2度の3者連続含む7奪三振 4回を打者12人で

 「全国高校野球選手権・3回戦、霞ケ浦2-5横浜」(16日、甲子園球場)

 横浜の背番号1、織田翔希投手(3年)が六回から2番手で登板し、4回無安打無失点。50球を投げ7奪三振、1四球で打者12人で抑えるほぼ完璧な投球で圧倒した。この日の最速は154キロだった。

 この日は2年生左腕の小林鉄三郎投手が2試合連続で先発。織田は2回戦・日南学園戦に続いてベンチスタート。小林鉄は今夏チームとして初めて先制点を奪われるなど苦しみながらも5回2失点。5-2と逆転した直後にバトンを受けた織田はいきなり150キロ台の速球を連発した。

 試合後、織田は「どこで行くかはわからなかったんですけども、いつでも行けるような準備をしてて。結果としてやっぱ野手が点を取ってくれた後にマウンドに上がることになって、自分としてはこのリードを絶対にそのまま最後まで保って勝ちたいなと思ってました」と登板時の思いを明かした。

 六回は1死後に四球を与えたが、遊ゴロ併殺で打者3人で発進。七回は3者連続空振り三振、九回も3者連続三振に仕留め「一人一人のバッターにすごく丁寧に投球できてるか」と振り返った。

 前戦に続き、この日も織田が登場するだけで大歓声が起こり、甲子園の雰囲気が一変。「マウンドに上がるだけでっていうのは、今までなかったので。それだけ見られてるんだなと思いますし。そういったことは当たり前じゃないので、その分しっかり勝利に貢献できれば」と感想を話し「それを力に変えてっていうところです」と観客の盛り上がりが後押しになっているという。

 準々決勝は花巻東との対決。「すごく丁寧にバッティングしてくるチームなので。そういったところはしっかりと(捕手の)脇山とコミュニケーションを取りながら配球したいなと思います」と意気込んだ。

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