広島・栗林 3戦連続好投も報われず「チームは勝てなかったので」 7回3安打1失点「7回まで投げられたのはよかった」
「ヤクルト2-1広島」(25日、神宮球場)
広島・栗林良吏投手はベンチの最前列で身を乗り出して声を張り上げていた。延長十回、無念のサヨナラ負け。結末を見届けると、意気消沈するナインを出迎えた。自身は先発し、7回3安打1失点(自責0)。「7回まで投げられたのは良かった」としながらも「チームは勝てなかったので」と満足感は乏しかった。
試合全体を通して安定した投球を見せた。唯一の失点シーンとなった三回も失策から出塁され、丸山和の犠飛で1点を許した形。「犠飛のところはもう少し低めに投げていたらもっと浅い飛球になっていたかもしれない」という細かい反省はあったが、「プラスに捉えることはプラスに捉えて」と前を向いた。
これで右内転筋の肉離れから1軍復帰後、3試合連続の好投。復帰戦の9日・ヤクルト戦では6回1失点、前回登板の18日・阪神戦は7回1失点で勝利を挙げた。離脱前と変わらぬ姿を見せ、5勝3敗、防御率1・07で先発転向1年目の前半戦を終えた。
暑さ厳しい戦いがこの先も続く。「暑いのはマイナスに意識したくないなと思うし、気持ちの面で、自分の中では暑さに強いと思ってマウンドに上がるようにはしている」と語る右腕。汗を飛ばしながらも懸命に腕を振り、後半戦も期待通りの活躍を見せていく。
