広島・アドゥワ 粘投5回1失点 バットでは2年ぶり安打も「中継ぎ陣に負担をかけた」 2年ぶり星お預け
「ヤクルト5-3広島」(24日、神宮球場)
粘りに粘った。三者凡退のイニングはなし。常に走者を背負う展開でも、広島・アドゥワ誠投手が粘投で役割を果たした。今季2度目の先発は5回7安打1失点。「最低限かなと思います」と、淡々と言葉を並べながらクラブハウスへと歩みを進めた。
初回は1死二、三塁のピンチを迎えるも、サンタナを見逃し三振、増田を一ゴロに打ち取る。3点リードの五回に1死から長岡に2号ソロを浴び、なおも1死一、二塁のピンチを招くも、サンタナ、増田から連続三振を奪い、最少失点でしのいだ。神宮でのヤクルト戦はプロ10年目で初。「どこで投げても同じ。やれることをやるだけ」と意気込んでいたマウンドで何とか試合は作った。
バットでは三回先頭で2年ぶりの安打となる遊撃への内野安打を放ち、チャンスメーク。その後、ファビアンの左犠飛で先制のホームを踏んだ。五回に代打を送られ、24年8月6日・巨人戦以来、717日ぶりとなる勝利投手の権利を持って降板した。
仲間にバトンを託した右腕だったが、リリーフ陣が粘れなかった。2点リードの七回に3番手・ハーンが2死二塁からサンタナに適時打を浴び、1点差に。八回に起用された遠藤は、1死から古賀に左翼席への1号ソロを被弾し、アドゥワの白星が消えた。
「中継ぎ陣に負担をかけた。次も試合を最低限、作ることだけを考えて頑張ります」とアドゥワ。次回以降で久しぶりの白星を目指す。
