広島・堂林「試行錯誤」の今 1軍出場なし2軍の打率・196「やっぱり直球を打ち返したい」「ハマっていけるものを」

打撃練習をする堂林(撮影・北村雅宏)
打撃練習する堂林(撮影・北村雅宏)
打撃練習する堂林(撮影・北村雅宏)
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 広島2軍は1日、ファーム・阪神戦(由宇)が雨天中止となり、廿日市市の大野練習場で練習を行った。打撃練習などで汗を流した堂林翔太内野手(34)は打撃フォームを試行錯誤中。代名詞の“直球撃ち”を復活させ、1軍の戦力となることを誓った。

 やまない雨はないと信じ、己と向き合い続けている。傘に打ちつける雨音を耳にしながら、堂林は厳しい表情で言葉を並べた。「数字が物語っているんで。いろんな試行錯誤はしています」。プロ17年目のベテランが復調のきっかけをつかもうと、もがいている。

 開幕から状態が上がらず、ここまでファームで打率・196、3本塁打、15打点。本来の打棒が発揮できず、1軍から声のかからないまま7月を迎えた。「連日、(試合で)打っている若い子も多い。試合数も限られていますし時間もない」と、危機感を募らせる。

 逆襲へのテーマに掲げるのが代名詞の“直球撃ち”だ。迎2軍打撃コーチは「直球に強いのは彼のストロングポイント。年齢を重ねても直球に対して自分のポイントでスイングができている数は多い」と数字が残っていない中でも健在ぶりを評価。「1軍になると当然、球の速さや強さは変わってくる。そこに対応できるか」と、今後の課題を示した。

 堂林自身も「やっぱり直球を打ち返したい」と力を込める。打撃練習では「動から動じゃないとリズムが取りにくいのかなと」と、1打席ごとにタイミングの取り方を調整。「トップの形は基本、捕手の方向に引いて打ちにいけるのが一番いい。そこに年を重ねて体の動きに制限がかかっている。ハマっていけるものを探していければ」と、1軍で勝負できる形を追い求めている。

 6月21日のファーム・ソフトバンク戦(マツダ)では、大関の144キロを捉え、約2カ月ぶりとなる本塁打を左翼席上段へたたき込んだ。取り組みが徐々に実を結びつつある。「結果を残せるように準備していくだけです」と堂林。試合数はまもなく折り返し地点。勝負の後半戦でチームを救うため、背番号7はひたむきにバットを振り続ける。

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