広島バッテリーの勝ち!阪神の仕掛けを予測していたか 安仁屋宗八氏「石原の送球は見事だった」
「広島3-2阪神」(27日、マツダスタジアム)
広島は八回、坂倉の放った右前適時打が決勝点となり、阪神に競り勝った。名原の3号ソロを含む4安打などで村上を苦しめ、早め継投で1点差勝利。九回は一死後、森浦が中野を三振に打ち取り、一塁走者・高寺の二盗を石原が阻止してゲームセット。デイリースポーツ評論家の安仁屋宗八氏は「自分のミスを最後に取り返した」石原を最大限評価した。
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最後は三振併殺という形で試合を締めた。変化球だったが、石原の素早いストライク送球で高寺の盗塁を許さなかった。しっかり予測していた結果だろう。仮に二塁に走者が残っていれば、どういう展開になっていたか分からなかっただけに、これは大きかった。
振り返ればこの試合は石原の拙いプレーが失点につながっていた。二回、無死満塁で矢野からのバックホームを一塁へ転送した際の悪送球だ。ホームベースで右足が滑ったようだが、これは痛恨だった。
三回は三塁走者を挟殺プレーに持ち込みながら殺せず、その後の失点を招いた。
打席では二回一死二、三塁で三塁ライナー。いい当たりではあったが、二遊間が“1点覚悟”の守備陣形だったことを考えると、まず1点を取りに行く野球を考えてもよかったのではないか。
しかし、その後は2安打と懸命のリードと守りで貢献した。何とか取り返してやろうという気持ちがこちらにも伝わってきたね。
名原の4安打は素晴らしいの一語に尽きるが、見事な送球で二盗を阻止した石原の必死の姿にも感じるものがありましたよ。
先発した床田は中17日。登板間隔が空きすぎたせいか、ストライクとボールがはっきりしていたし、思ったところへ投げ切れていなかった。変化球も多すぎたように感じた。
可能であれば、2軍での調整登板があってもよかったんじゃないかな。たとえ2、3イニングでも。ブルペンと実戦では実感するストライクゾーンが違うものだからね。
五回に登板したターノックは佐藤輝から大山、前川まで三者連続三振。最高速が158キロで球威は抜群だった。
先発からの転向でいきなり好結果を出したわけだが、彼の場合は短いイニングのほうが爆発的な力を出すことができそうで、今後、大きな活躍ができるかもしれない。リリーフ陣に厚みが出てくることに関しては心強い限りだ。
