広島テレビ・木村那津美アナは“カープ1年生”「知らないことを恥ずかしいと思わず突っ込んでいけるように」

 広島で活躍するアナウンサーを紹介する新企画「ぶちええ話-地元アナ“広島愛”叫ぶ-」。第4回・番外編は広島テレビの木村那津美アナウンサーがデイリースポーツのインタビューに応じた。今春から平日夕方に生放送中の『テレビ派』のメインキャスターに就任。“夕方の顔”としてのやりがいなどを聞いた。

 -改めてになるが、アナウンサーを志した理由は?

 「元々、国語の音読が好きで、小学生の時に褒められていたっていうことがあるのですが、自分の言葉で何かを伝えたいなと思った時、『アナウンサーっていいんじゃない?』と中学校の時の担任の先生に言われて。本気で目指すようになったのは、高校時代に担任の先生から『アナウンサー向いているんじゃない?できると思うよ』って言われたことががきっかけですね」

 -目指していた職業に就けている喜びはあるか。

 「そうですね。アナウンサーの仕事って、一般的なイメージだと、テレビに出て、原稿を読んで、華やかというものだと思うんですけど。実際は現場に行って直接取材することもありますし、自分で原稿を書いて、編集して…という作業をすることもある。自分の言葉で伝えるためには思っている以上に足で稼がなきゃいけない部分もあります。大変だなって思うこともありますが、その分、取材先の方に『あの放送良かった』と言っていただいたり、視聴者の方から『紹介していたお店に行ってみたよ』という反応があったり。今はSNSが発達しているので、直接的に声が返ってくるんですよね」

​-(続けて)

​「『ちゃんと伝わっているんだな』っていうことが分かるので、すごくやりがいもあります。なりたかった職業に就けて、すごく充実してるなと思っています」

 -同局の看板番組である『テレビ派』のメインキャスターに就任したことによる反響などは?

​「今まで連絡がなかった人から『見てるよ』って連絡が来るってこともありますし、一番反響が大きかったのは、ラッピング電車でした。テレビ派の新メインキャスターの顔写真がラッピングされた広電の電車が宮島線を1カ月近く走ったんです。その時に、写真を撮ってくれて『ラッピングされているのを見たよ』、『広島の顔になったんじゃね』という連絡はすごく多くいただきました」

​-自分の顔写真がラッピングされた電車が走るなんて、普通は味わえない経験。

​「私も想像できなかったです。お話を聞いた時に『え?顔写真が載った電車が走るってどういうこと?』って。思ったより顔写真が大きいんですよ!『これが街中を走るんか』と思うと、ちょっと恥ずかしさもありました。実際に私も写真を撮りましたけど、『想像していなかったことが起きているな…』と思いました」

 -カープに関しては「勉強中」とおっしゃっていた。テレビ派ではスポーツも大きく扱う部分。意識していることは?

​「テレビ派の中ではスポーツって、カープだと池谷公二郎さんというレジェンドが出てくださって、森アナウンサーとの会話で進んでいくので、知っていて当たり前っていうような進み方をする時があるんです。なので『え、これってどういう意味なんですか?』って、知らないことを恥ずかしいと思わずに突っ込んでいけるような環境にしたいなって思っています」

 (続けて)

 「みんながみんなカープファンじゃない、野球を知らない人もいる。でもカープの枠は長い。そうなると、『知らないと分からないから興味ない』で、チャンネルを変えちゃったりすると思うので、『今からみんなカープファンになってくださいね』っていうような優しい放送にしたいなと思っています。だから“カープ1年生”の私がいることで、そこの手助けができるのではないかと感じています」

 -視聴者や読者にメッセージはありますか?

 「今はテレビ離れをすごく言われている時代で、家にテレビがない学生さんとかもたくさんいる。その中で自社番組をどのようにして見てもらうかが課題になっていると思うんです。広島テレビではこの4月から『ポッとde!』というポッドキャスト番組を始めたり、WebやSNSでもいろんなことに取り組んでいます。私の場合だと、担当する『テレビ派』に、ちょっとでも興味を持ってもらえるように。『テレビって、まだまだ面白いぞ』っていうのは、​アピールしていきたいところです」

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