広島・新井監督 「ミスした次をどうするか。取り返すことに期待」リーグ再開初戦飾れず今季ワーストタイ借金14
「ヤクルト9-2広島」(19日、神宮球場)
ミスにミスが重なり、出ばなをくじかれた。広島はリーグ戦再開初戦で敵地に乗り込むも、まさかの9失点大敗。攻撃でのけん制死から流れを失い、直後の守備で送球ミスが相次いだ。一気に5失点し、新井貴浩監督は「ミスが絡むと大量失点につながる」と表情を変えることなく、振り返った。
0-0の四回に先発・ターノックが無死一、三塁のピンチを招くと、前進守備で遊撃手・小園がゴロを捕球。スタートを切った三走を刺すため、本塁に送球するもボールがそれて先制の生還を許した(記録は野選)。さらに次打者の投手・吉村が犠打を試みたゴロを捕球した三塁手・坂倉が一塁へ悪送球。2点目を与えて最終的に、このイニング5失点となった。
直前の四回の攻撃ではセーフティーバントで出塁した名原が一塁でけん制死。微妙なタイミングだったこともあり、新井監督はリクエストを要求したが、判定が覆ることはなく、好機の芽はつままれた。「隙を見せたら、流れは変わっていく」と指揮官。名原は「ワンテンポ遅れてしまった。僕のけん制アウトで今日は負けた」と悔しさをあらわにした。
これで今季ワーストタイの借金14。新井監督は「ミスは誰にでもあるもの。ミスした次をどうするか。取り返すことに期待したい」と言った。敗戦後、クラブハウスへ引き揚げるナインに鯉党からのゲキが飛んだ。
