広島・新井監督 ファビアン1軍昇格明言!起爆剤期待 12年ぶり交流戦開幕3連敗も「みんな食らいついていってくれてる」
「広島3-6ロッテ」(28日、マツダスタジアム)
広島が3試合連続の逆転負けで、2014年以来、12年ぶりの交流戦開幕3連敗を喫した。新井貴浩監督(49)は試合後、サンドロ・ファビアン外野手(28)の1軍昇格を明言した。昨季、チームトップの17本塁打、65打点をマークしたドミニカンの合流を合図に、反撃を開始したい。
リクエストの検証を終え、審判がアウトを宣告すると、本拠地にため息が充満した。3試合連続の逆転負け。5位からの反撃を目指して突入した交流戦は、厳しい船出となった。新井監督は試合後、長めのミーティングを行い会見場へ。29日からみずほペイペイドームで行われるソフトバンク3連戦に向け「ファビアンを上げます」と助っ人の1軍昇格を明言した。
来日2年目のファビアンはレギュラーを確約されて開幕を迎えるも、18試合で打率・169、2本塁打、4打点と絶不調。指揮官は「ファームの試合でしっかり打席に立って状態を上げてくれと伝えている」と、4月24日に出場選手登録を抹消し、再調整を指示した。
一時は2軍に帯同せず、3軍で打撃フォームを見直すなど、巻き返しのきっかけを探し続けていたドミニカン。28日のファーム・オイシックス戦(新潟)では「2番・指名打者」でスタメン出場し、2打数2安打1打点をマークし、4試合連続安打を記録。前日27日・同戦では、初回に先制3ランを左翼席にたたきこむなど、状態を取り戻しつつあった。29日からはDH制が採用される敵地での試合。新井監督は「今から考えたい」とDHでの起用を含め、打線に厚みを持たせる活躍に期待を寄せた。
チームは投打がかみ合わない試合が続く。この日は今季2度目のブルペンデーで勝利を目指すも、移籍後初先発の鈴木が四回に3失点。三回まではパーフェクト投球を披露するも、2死球を与えるなど四回に突如乱れた。指揮官は「中継ぎ陣が連投で球数がかさんでいる。健矢(鈴木)の出来を見て、臨機応変にやろうと思ってました」と起用の意図を明かした。
七回は大盛の適時打で1点差に迫り、なおも1死満塁で菊池の捉えたライナー性の打球は、右翼の正面へ。続く坂倉は一ゴロに倒れ、あと一歩届かなかった。「ちょっと運がなかったかな。ただ、みんな食らいついていってくれてる」と新井監督。3連敗はいずれも3点差以内の接戦。パ・リーグ相手に力負けを喫している雰囲気はない。
交流戦の開幕3連敗は14年以来、12年ぶりとなった。昨季、チームをけん引した頼れる助っ人が加わった打線で、まずは1勝をもぎ取りにいく。
◆12年ぶり屈辱 交流戦3連敗スタート 広島の交流戦開幕3連敗は4連敗スタートした2014年以来、12年ぶり。さらに交流戦初戦からマツダでの3連敗は初めて。
