広島・佐々木 弾丸で突き刺す2号16試合ぶり 九回技あり一発も「明日ダメなら意味ない」
「巨人1-11広島」(28日、東京ドーム)
広島の佐々木泰内野手が、九回に2号ソロを放った。
弾丸ライナーが真っ赤な左翼席の最前列に突き刺さった。佐々木が出場16試合ぶりのアーチとなる2号ソロをマーク。「みなさんの勢いに乗せてもらった感じかなと思います」と猛打の波に乗って、快音を響かせた。
6点リードの九回1死。北浦の投じた初球の147キロをフルスイングで捉えた。内角の難しいボールだったが、腕をたたんでスタンドに運んだ技ありの一振り。「点差は開いていたんですけど、とにかく一本出そうと思っていた」と、試合終盤になっても集中力は研ぎ澄まされていた。
積極的な仕掛けが功を奏した。全4打席で決着は4球以内。四回に遊撃内野安打を放っており、5日・阪神戦(マツダ)以来となる今季3度目のマルチ安打を記録し、「これを継続してやっていきたいです」とまだまだ調子を上げていく。
今季のテーマは“強く”なること。スイングやメンタル面に加え、肉体強化にも着手している。ビジターでのオープン戦前には自宅を早めに出発し、トレーニングをしてから新幹線に乗り込むことも。昨季はけがで2度の離脱を経験。真のレギュラーになるため、同じ轍(てつ)は踏まない。
大勝したが佐々木は引き締まった表情でバスに乗り込んだ。「明日からダメだったら意味がない。明日は早い段階で一本打って、チームの勝利に貢献したい」。まだまだ満足していない。下位に沈むチームを押し上げていく。
