【解説】広島痛恨の逆転サヨナラ負け ラストプレー巡り新井監督が審判団に確認 審判説明「リクエストはしていない」

 「ヤクルト2-1広島」(2日、神宮球場)

 広島は痛恨の逆転サヨナラ負けを喫した。

 1点リードの九回に広島守護神の森浦が、2死二、三塁から伊藤に三遊間へ運ばれた。三塁手・佐々木は懸命に飛び込んだが、打球をはじき、ボールはセンター方向へ転々。その間に2者が生還し、試合終了となった。

 ヤクルトナインが歓喜に沸く中、新井監督はラストプレーを巡り審判団に確認を求めた。だが、審判はリプレーを確認した上で、あらためて「セーフ」のジェスチャーをし、試合終了となった。その後、新井監督が再び審判団の元へ向かい、確認する様子もあった。

 試合後、牧田審判は新井監督とのやり取りについて説明。リクエストはなかったとし、「(新井監督からは)リクエストではなく、コーチャーズアシスト(接触)があったか協議して欲しかった、と」と明かした。二塁走者・岩田が三塁を回る際、三塁コーチャーが接触しそうな場面があった。

 一方で「球審の山口がリクエストを受け付けたんですけど、それは新井監督のジェスチャーをリクエストだと思ったから」と勘違いがあったことも説明。リプレー検証したのは別のプレーで、「二塁走者の三塁触塁です。小園選手がベースを踏んで(アピールして)、『三塁はアウト』としているので、そのリプレー検証をしました」と語った。

 二塁走者の岩田と三塁コーチャーが接触していれば岩田はアウトだが、そのプレーについてリクエストは対象外。牧田審判は「監督としてはリクエストではなく、どうだったかを確認したかった、と。それも我々は(プレー中に審判の判断で)確認していて、なかったので。二塁走者のホームインを認めました」と語った。

 結果的に、いずれの判定にも影響はなかった。新井監督は「リクエストではなくて。(二走と三塁コーチャーの)接触があったように見えたからね。だからそれを審判の方で協議してくださいって。リクエストはしてないから」と語った。

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