広島ドラ1・平川 「おまえが宇宙人というのは知っている」秋山から初対面で意外な言葉「野球のこと全部聞いていきたい」

打撃練習で快音を響かせる平川(撮影・北村雅宏)
明るい表情でノックを受ける秋山 
シャトルランに励む平川(撮影・北村雅宏)
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 広島は15日、広島県廿日市市の大野練習場で合同自主トレを開始した。ドラフト1位・平川蓮外野手(21)=仙台大=は、秋山翔吾外野手(37)と同じ組で打撃練習を行うなど、実績十分のベテランと交流し「野球のことを全部聞いていきたい」と弟子入りを志願。秋山は、性格が「宇宙人」と評されるドラ1の加入によるチームの“化学反応”に期待を寄せた。

 合同自主トレ初日から豪華な共演が実現した。平川と秋山が交互に快音を響かせる。ルーキーの勢いとベテランの技が交錯する大野練習場は、独特の緊張感に包まれていた。多くの球団関係者や報道陣が見守る中での練習を終えた平川は「さすがだなと思いました」と大先輩へのリスペクトを口にした。

 練習開始直後から多くの刺激を受けた。ランメニューでは同じ組で走る若手より先にゴールした秋山。休憩中には自ら若手と積極的にコミュニケーションを取る場面もあった。「あの年齢であれだけ走れて動けるところを目指して、これからも野球をやっていきたい」と平川。目指すべき姿が目の前にあった。

 そんな大先輩からは意外な言葉をかけられた。「『おまえが宇宙人というのは知っている』みたいに言われて…」。実は秋山は、報道などで平川が自身の性格を「宇宙人」と表現していたことをリサーチ済み。思わぬ初対面となったが、「認知されていてうれしかったです」と笑顔だった。

 実績十分の安打製造機はプレー面でも最高の手本となる。この日は時間が限られており、踏み込んだ会話にまでは至らなかったが、今後の弟子入りを熱望。「外野のポジショニングとかいろいろあるんですけど、野球のことを全部聞いていきたい」と間近で技術を吸収していく考えだ。

 秋山もドラ1の姿勢を歓迎する。「彼から話しかけてくれたりする中で、いろんな課題も見えてくる。自分が刺激を受けることもある」と分析。また、宇宙人と評される性格についても「想像を超えるプレーを起こせるような選手っていう意味で言うと、うちのチームにとって大きな力になる可能性がある」とチーム内での“化学反応”に期待を寄せた。

 メニューの最後に組まれた打撃練習で2人は同じ組で汗を流した。まず右打席に立った平川は、打撃投手を相手にヒット性の鋭い打球を連発。その後、左打席でも豪快なスイングを披露した。初対戦となったアーム式の打撃マシンにはバットを折られる場面もあったが、全メニューを無事に消化。上々の合同自主トレ初日となった。大きな可能性を秘めたルーキーが、常識にとらわれない成長曲線を描いていく。

 ◇平川 蓮(ひらかわ・れん)2004年3月31日生まれ、21歳。北海道出身。187センチ、93キロ。右投げ両打ち。外野手。札幌国際情報、仙台大から25年度ドラフト1位で広島入団。札幌国際情報では2年夏からベンチ入りし主に投手。仙台大で野手に転向。左でも右でも長打を打てる大型スイッチヒッター。

 ◆プロ野球界の主な“宇宙人”キャラ 阪神での現役時代に敬遠球をサヨナラ打にした日本ハム・新庄剛志監督は現在も注目度ナンバーワン。不思議ワードと超人的プレーでファンを沸かせた糸井嘉男、DeNA時代に“ハマの宇宙人”と称された井納翔一も。

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