広島・滝田 持丸、斉藤優と広島発“道産子フィーバー”巻き起こす ドラ1平川ら加入「6人全員1軍で」

 北海道出身の広島・滝田一希投手(24)が29日、広島で“道産子フィーバー”を巻き起こすことを誓った。今秋ドラフトでは1位の平川蓮外野手(21)=仙台大=ら、北海道にゆかりのある3選手が加入。来年1月の入寮後にルーキーたちと食事会を開催する意欲も示すなど、同じく道産子の持丸、斉藤優とともに若い力でチームを押し上げていく。

 若い道産子軍団がカープに新風を吹き込む。来季3年目を迎える滝田は、北海道にゆかりのあるルーキー3選手の加入を大歓迎。「楽しみです。これで(北海道出身選手が)6人になりますから」と笑顔で合流を待ちわびた。

 今秋のドラフトで“仲間”が増えた。ドラフト1位・平川、同4位・工藤(北海学園大)の北海道出身コンビに加え、同5位・赤木(仏教大)も出身は大阪だが生まれは北海道。斉藤優、持丸と合わせて道産子が計6人となった。

 来年1月中にはルーキーも含めた“北海道会”の開催をひそかに計画中。左腕自身は今オフに退寮し、1人暮らしを始めたものの、「僕でよければ何でも答えますし、安心してカープに入ってきてほしい」と最大限のサポートを約束。「6人全員、1軍で活躍できたら最高です」と青写真を描いた。

 大卒3年目となる来季へ、自身の準備も着々と進めている。11月の秋季キャンプでは腰痛のため途中離脱となったが、すでに患部は完治。現在は床田からの助言を参考に、「リリースの少し前に指先に力を込めるイメージ」でフォーム修正を行っており、「リリースが安定するようになった」と手応えを感じている。

 「まずは1年間、1軍に帯同できるように、2月からアピールしていきます」と滝田。若鯉の大ブレイクから“道産子フィーバー”を巻き起こす。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

広島カープ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス