広島・森 オフのテーマは胸郭まわり強化 ローテ死守へ疲労対策が狙い「いい動きが出せる体を」

 広島・森翔平投手(27)が23日、来季のローテ死守に向けて胸郭まわりの強化をオフのテーマに掲げた。胸郭は肩の動きを安定させるために欠かせない箇所。「動いていない部分があるので、しっかり動かして投げられるようにすることが大事」と理由を明かした。

 先発ローテを1年間守り抜いた今季は、23試合の登板で7勝8敗、防御率3・55。好投した試合では「(腕が)振りやすいところで投げられていた」と自己分析した。

 ただ、8月以降は8試合で2勝5敗と黒星が先行。疲労が蓄積する夏場でもあり「手で操作してしまったり、感覚とズレた部分があった」と反省点を口にした。それも踏まえ「肩まわり、胸郭まわりの可動域を出して強化していきたい。いい動きが出せる体を作っておかないといけないので」と再現性の向上を誓う。

 年明けからは高知県内で、カブス・今永との合同自主トレに3年連続で参加する。自身の来年の漢字には「勝」を選び「全てにおいて勝たないといけない」と闘志を燃やした森。フィジカル面の機能を高め、来季への準備を着々と進めていく。

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