広島・新井監督 ２６１球投げ込んだ辻「練習に取り組む姿勢もいい」「打者目線のアドバイスはした」一問一答
「広島秋季キャンプ」（６日、日南）
今秋から先発挑戦中の広島・辻大雅投手（２１）が６日、ブルペンで今キャンプチーム最多の２６１球を投げ込んだ。見守った新井監督からは、右打者に対する外角直球の制球力を磨くように助言も受けた。左腕は１０日の練習試合・侍ジャパン戦（ひなたサンマリンスタジアム宮崎）で先発登板することが決定。新井監督の主な一問一答は以下の通り。
◇ ◇
－辻が精力的な投げ込み。
「今年伸びた選手だし、練習に取り組む姿勢もいい。期待している」
－打席に立ったり、いろんな角度から投球をチェックしていた。
「打者目線のアドバイスはしたけどね。右打者へのインサイドは、力も角度もある」
－監督の助言以降は、ずっと外角を投げていたと。
「素直だし、育成からはい上がってきた子なので精神的にも強いと思う。今年は（プロでの）きっかけとなったシーズン。育成から支配下を勝ち取って、１軍（出場選手）登録をして。そこでもいいモノを見せてくれたし、さらに来年は飛躍の年にしてもらいたいね」
