今度は広島・新井監督がリクエスト失敗 本塁上のクロスプレー巡り 走者と捕手が激突 返球が高く本塁をまたぐように着地
「広島-巨人」(28日、マツダスタジアム)
広島・新井監督が初回、本塁上のクロスプレーを巡ってリクエストした。
広島は初回2死一、二塁で末包が左越え二塁打。二塁走者が生還し、一塁走者の小園も三塁を蹴って本塁へ突入したがクロスプレーに。返球が高く、ジャンプして捕球した捕手・岸田が本塁をまたぐように着地して、走者の小園と激突した。
判定はアウトだったが、新井監督がリクエスト。リプレー検証の結果、判定は変わらずアウトのままだった。
前日の試合では広島が1点リードの九回1死一、三塁で巨人・リチャードが一ゴロ併殺打。最後のアウトとなった本塁上でのクロスプレーをめぐって巨人・阿部監督がリクエストしたが判定は変わらず、試合が終了した。阿部監督は試合後も審判団にコリジョンルールの説明を求め、捕手の立つ位置について「流れの中なら何でもいいみたいなので、それが確認を取れた」などと話していた。
この日のメンバー表交換時には、新井監督と阿部監督が審判団とともに2分半にわたって議論。三塁から本塁への走路を示すようなジェスチャーもあり、前夜のコリジョンルールについて確認したとみられたが、この日も初回に本塁上で走者と捕手が交錯する場面が見られた。





