広島が4位再浮上 首位阪神に逆転勝ち 天敵・大竹をついにKO!マツダ不敗神話打ち破る モンテロが値千金逆転3ラン 打線爆発15安打9得点

 「広島9-2阪神」(12日、マツダスタジアム)

 広島が首位・阪神に15安打9得点で快勝し、2連勝。再び4位に浮上した。天敵の相手先発・大竹をKOし、マツダスタジアムで初めて黒星をつけさせた。

 打線が天敵に襲いかかった。2点を先制された直後の三回に末包の適時打で1点を返すと、モンテロが逆転の6号3ラン。大竹から来日初弾を放っていた助っ人が値千金のアーチを描き、一挙4得点した。

 さらに五回は小園が右前適時打を放ち、末包が中越えの2点適時二塁打。大竹を五回途中7失点でKOし、本拠地は大きく沸き立った。

 試合前の時点で大竹に対しては今季0勝4敗。さらにマツダスタジアムでは9連敗中だった左腕を打ち崩し、重い扉を打ち破った。

 投げては先発・床田が7回5安打2失点で8勝目をマーク。三回にライナーの打球直撃もあり、2点の先制を許したが攻撃陣が逆転に成功してからは立ち直った。序盤には降雨もあった悪条件の中で121球を投げ抜いた。これで6月21日・楽天戦以来7登板ぶりの白星となった。

 チームのマツダスタジアムでの阪神戦の連敗は6でストップ。阪神戦も2連勝となり、上昇気配が漂い始めた。

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