広島が激痛サヨナラ負け 7点差ひっくり返される悪夢 延長十回、栗林が田宮に劇弾浴びる

 「日本ハム8-7広島」(15日、エスコンフィールド)

 広島が7点差をひっくり返されて、痛恨の延長サヨナラ負け。今季5度目のサヨナラ負けで2カード連続負け越し。交流戦の成績は6勝6敗となった。

 延長十回に栗林が田宮に劇弾を浴びた。

 試合は広島が初回に1点を先制すると、六回に5連打を含む8安打6得点で7-0とした。モンテロ、坂倉、末包、石原、ファビアンに適時打が生まれて、快勝ムードが球場に漂った。

 先発・森も完投ペースで投げ進めていたが6点リードの八回に暗転。1点を失い、なおも1死一、三塁のピンチでマウンドを降りると、2番手・中崎も適時打を浴びるなど失点。結局、八回は計4点を失い、7-5になった。

 そして九回は栗林とW守護神を務めるハーンがマウンドに上がったが、2死二、三塁のピンチを招くと、この日3安打のレイエスに同点の中前2点適時打。次打者はなんとか封じて食い止めたものの、痛恨の失点となった。

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