広島・矢野が信じられない神プレー 打球を素手で捕球 大遠投で同点のピンチ防ぐ

 4回、好守で失点を防ぎ、拳を握る矢野(撮影・市尻達拡)
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 「広島2-5阪神」(30日、マツダスタジアム)

 広島の矢野雅哉内野手が驚異的なプレーでピンチの芽を摘んだ。

 四回2死二、三塁で阪神・ヘルナンデスの打球は三遊間深くで弾んだ。打球に回り込んだ遊撃・矢野は、なんとこれをグラブではなく素手で捕球し、ノーステップで一塁へ大遠投。102キロのヘルナンデスも懸命に走ったが、阪神ベンチがリクエストも要求できないタイミングでアウトとし、森下を強力に援護した。

 捕球し損ねたり、イレギュラーでもすればケガにつながる危険性のあるベアハンド捕球だが、野性味あふれるプレーがスタンドを沸かせた。

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