広島・矢野 守備で魅せる!侍ジャパン初選出 「どんな場面でも守れるなというところを見せられたら」 師匠・菊池に続く

 「広島春季キャンプ」(14日、沖縄)

 「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本対オランダ」(3月5、6日・京セラドーム大阪)に臨む野球日本代表「侍ジャパン」のメンバー28人が14日発表され、広島からは塹江敦哉投手(27)、矢野雅哉内野手(26)、常広羽也斗投手(23)が選ばれた。

 守備で魅せる。学生時代も通じて初の代表選出となった矢野は「持ち味は守備なので、やっぱりどんな場面でも守れるなというところを見せられたらいいかなと思います」と意気込んだ。

 昨季は137試合に出場してゴールデン・グラブ賞を獲得するなどのブレークを果たした。今回の選出に当たって、侍ジャパン・井端監督からは「遊撃でいくから、しっかりアピールして。(シーズンも)良かったらWBCも選ぶから」と声をかけられたという。来年3月の第6回WBCも見据えた言葉に、「少しでも野球人として成長できたら」と気を引き締めた。

 侍ジャパンの印象的なシーンには17年の第4回WBC準決勝・米国戦を挙げ、「菊池さんのファインプレーもそうですし、エラーした試合で、その後にホームランを打った試合。それが印象に残っています」と語った。自身が師事する菊池からは「あまり硬くならずに頑張れ」と背中を押された。先輩と同様に華麗な守備で日本の勝利に貢献する。

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