「広島３－２ヤクルト」（２０日、マツダスタジアム）

　広島が接戦を制して連敗を２で止め、貯金を４とした。初回に打率リーグトップのファビアンが１７戦連続安打となる５号先制ソロ。三回に同点とされたが、六回にモンテロが勝ち越し適時二塁打を放った。先発の森は５回途中２失点だったが、その後は岡本、中崎、森浦、栗林と無失点でつなぐと、最終回はハーンが三者凡退で無失点に抑えて今季２セーブ目をあげた。ドラフト１位・佐々木（青学大）は「７番・三塁」でデビューし、３打数無安打も特大ファウルを放つなどポテンシャルの高さを示した。新井監督の主な一問一答は以下の通り。

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　－初回にファビアンが先制弾を放った。

　「崩されずにスイングできる。今日もナイスバッティングだった」

　－先発の森について。

　「ちょっと球数がかかりすぎたかな。三回の失点のところ、先頭の四球も、もったいなかった。ただ立ち上がりからいいボールもあるんで、これをまた次の登板につなげていってもらいたい。（佐々木）泰はヒット出なかったけど、全打席で内容がいい。１打席目も、あれはアゲンストじゃなければ、というところ」

　－佐々木は初出場で強いスイングをした。

　「しっかりスイングできるところと、あとはミートポイントの幅も広いので対応力もあると思う。何より雰囲気があるし、気持ち的な強さというのも見えるので、本当に楽しみ」