広島・新井監督 攻守の主役を褒める「誕生日って全然知らなかった。やるじゃん、羽月!」「矢野じゃないとアウトにできない。守備も自分たちの強み」

 「阪神0-3広島」(19日、甲子園球場)

 広島は序盤のチャンスを生かして2連勝。試合後、新井監督は攻守の主役になった1・2番コンビを褒めた。

 打線は二回、プロ初の1番に入った矢野が、遊撃への適時内野安打で先制。遊撃・木浪の悪送球が重なって二、三塁とし、今季初スタメンの続く羽月が2点中前を放ち3点を先制した。羽月はこの日25歳の誕生日。これが今季初安打になり、自身にとってうれしい“バースデー適時打”になった。

 試合後、新井監督は矢野、羽月の1、2番の狙いについて「走塁面でもプレッシャーをかけていきたいなということで。きょう羽月をスタメンで使うと決めていたから」と説明。起用に応えた羽月を「本当、いい仕事だったね」と褒めた。「誕生日って知らなかったんだけど。全然知らなかったけど。1打席目にハッピーバースデー流れて、誕生日だったの?って。自分の誕生日を自分で祝っちゃうんだから、やるじゃん、羽月!」と称賛した。

 矢野は遊撃守備も光った。3-0の四回、先頭・森下の三遊間を抜けそうな強烈な打球をダイビングキャッチでグラブに収めると、即座に立ち上がって一塁へストライク送球。六回の守備では中継プレーから三塁へのストライク送球で近本の三塁打を阻止した。

 新井監督は「ねえ、あれ本当に大きかったね。先頭の森下の、深い位置から。あれはもう矢野じゃないとアウトにできない。あと近本の三塁もドンピシャの送球で。そこはやっぱり、守備も自分たちの強みなので。特に先頭の森下、出すのとワンアウトは全く違うから。本当にナイス、いい守備だったと思います」と絶賛した。

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