広島・田村「ヤバイです」連発 プロ1号がサヨナラ本塁打 「なかなか打てなかった。お待たせしました!」と絶叫
「広島8-7DeNA」(5日、マツダスタジアム)
7-7の延長十一回、広島の先頭、代打・田村が一振りで決めた。この回からマウンドに上がったDeNAの5番手・山崎の初球、真ん中の145キロを完璧にとらえた打球がファンの待つ右中間スタンドへ。高卒4年目のプロ初本塁打が、劇的なサヨナラアーチとなった。
2イニングをパーフェクトに抑えた森浦とともにお立ち台に上がった田村は「ヤバイですね」と第一声。「真っすぐ一本で。来たら全部いってやろうと思っていたので。自分が思い描いていた球が来てくれてよかった」と振り返った。
本拠地のファンから割れんばかりの大歓声を浴び「いやーもう、ほんとヤバイです」。九回に4点差をひっくり返される苦しい試合で「みんながいろいろつないでつないで同点にまた追いついて。それで僕の名前が呼ばれたので、絶対に決めてやろうと思って打席に向かった」と話し、「期待していただいた分、なかなかホームランを打てなかったので。お待たせしました!」とファンに向かって絶叫した。





