OP戦打率・059の広島4番候補ファビアン 心配無用「うまくアジャストしているところ」 日本人投手傾向つかみ開幕へ

 本領発揮はここからじゃ!広島のサンドロ・ファビアン外野手(27)=前レンジャーズ傘下=が10日、開幕までに状態を仕上げていくことを誓った。オープン戦はここまで6試合で17打数1安打、打率・059と絶不調。それでも「開幕までにしっかりとした対応を見せていく」と適応に自信をのぞかせた。

 9日のヤクルトとのオープン戦(マツダ)では、「2番・中堅」で出場。3打席全てで初球に手を出し、無安打に終わった。早打ちの理由を「いい球がきたら振ろうと心がけている。初球から自分のゾーンに来たのでスイングした」と説明。結果が出ていない中でも、自身のスタイルを貫いている。

 日本人投手の傾向もつかみつつある。「日本の投手は投球術にたけていて、自分のバランスを崩してくる」と分析。「うまくアジャストしていってるところだよ」と、残り10試合となったオープン戦で最終調整に入っていく。

 新井監督も4番候補の現状を悲観していない。「打席に立つことが大切。慣れてもらえればいい。全然なんとも思っていない」ときっぱり。ファビアンは11日から行われるDeNAとの2連戦(横浜)にも帯同する。「1打席1打席修正して、自分のタイミングで打つというところをまずは心がけていく」。心配はご無用。打線のカギを握る新助っ人は、開幕を見据えている。

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