広島ドラ1・佐々木が左太もも裏を負傷 帰広して検査へ 走塁で痛め松葉づえ姿で球場を後に 新井監督「時間はかかると思う」

 6回、小園の右前打で三進し、足を負傷した佐々木(撮影・佐々木彰尚)
 6回、小園の右前打で三進する一塁走者・佐々木。足を負傷する(撮影・佐々木彰尚)
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 「オープン戦、DeNA3-3広島」(5日、横浜スタジアム)

 広島のドラフト1位・佐々木泰内野手(青学大)が左太もも裏を痛めて負傷交代した。「2番・右翼」でスタメン出場。六回に四球で出塁後、1死一、三塁から小園が右前打を放ち、一塁から三塁への走塁中に脚部を痛めた。左太もも裏あたりを押さえながら三塁に到達したものの、塁上では苦悶(くもん)の表情。三塁コーチャーがすぐさまトレーナーを呼び寄せて、佐々木はそのまま自力でベンチへと下がり、交代となった。

 試合後、新井監督は「左のハムストリングスがちょっとピリッときたということだったから(広島に)帰って検査して、かな。いいものを見せてくれていただけにね。まぁでもこればっかりはしょうがない」と説明。検査の結果次第ではあるが、今後については「時間はかかると思う。まずはしっかり治してほしい」と話した。

 佐々木は松葉杖をついて球場を後にした。

 この日は試合前から断続的に雨が降っており、試合開始も20分遅れた。さらに13時時点での横浜市の気温は7度で悪条件の中でのプレーとなっていた。

 佐々木は昨年11月に負った左肩脱臼の完治を優先し、キャンプは2軍で全日程を消化。1日のオープン戦・楽天戦(倉敷)から1軍に合流していた。

 チームでは2日に正捕手・坂倉の右手中指骨折が判明。開幕まで1カ月を切り痛い離脱となった。

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