広島 ドラフト1位・佐々木泰が初のマルチ安打!決勝点へ好機演出 新井監督「落ち着いて見えた」強烈スイングで「新井2世」の呼び声
「オープン戦、楽天0-2広島」(2日、倉敷マスカットスタジアム)
広島のドラフト1位ルーキー・佐々木泰内野手がオープン戦初のマルチ安打をマーク。九回に決勝点へ好機を拡大するなど、開幕1軍へしっかりとアピールした。
第1打席で右前打を放った佐々木。0-0で迎えた九回無死一塁の第4打席では、津留崎の内角の直球に差し込まれること痛烈にセンターへはじき返した。強いゴロで二遊間を破る中前打。好機を拡大した。
ここから内田の中前打で満塁とすると、高木の犠飛で決勝点を奪った広島。さらに中村健が放った投手強襲の打球が三塁へ転がる間にダメ押し点を奪った。打球先発の森は丁寧な投球が光り4回無失点4奪三振と開幕ローテ入りへアピール。リリーフ陣もゼロでバトンをつないだ。
佐々木は強烈なフルスイングが魅力の選手で、ファンからは「新井2世」と称されるほど。打った後のフォロースイングも現役時代の指揮官と似ており、がむしゃらに取り組む姿勢もそっくりだ。
指揮官は「昨日より落ち着いて見えた。彼の場合はたくさん打席に立っていくことが大切」と評し、外野での出場となったことには「いろんな可能性を探して準備をしておきたい」と言う。期待のドラ1ルーキーがカープに新たな風を吹き込んでくれそうだ。





