広島 魔の記録メモ セ界最悪月間20敗 史上12例目の屈辱、過去に最終順位Aクラスなし
「広島3-4中日」(29日、マツダスタジアム)
逆転CSを目指す4位・広島が痛恨の逆転負けでセリーグ・タイ記録となる月間20敗目を喫した。大苦戦の9月を5勝20敗の勝率2割で終えた。両リーグ通じて月間20敗以上は2019年8月の日本ハム以来、史上12例目。過去11例では最終順位がAクラスで最終勝率が5割以上だった球団はない。
広島の9月はチーム月間打率・241。一方で同防御率は4・29と苦しんだ。9月2日時点では貯金今季最大「14」で首位だったが、この日で借金2の4位と失速してしまった。
なお、歴代月間20敗以上球団は以下の通り。
22敗=1例
近鉄(1961年8月・30試合・最終6位)
21敗=2例
大映(1955年4月・24試合・最終6位で勝率・379)
楽天(2005年8月・24試合・最終6位で勝率・281)
20敗=9例
国鉄(1953年5月・23試合・最終6位で勝率・417)
洋松(1954年8月・25試合・最終6位で勝率・250)
国鉄(1962年8月・27試合・最終6位で勝率・392)
日本ハム(1974年8月・28試合・最終6位で勝率・395)
阪神(1990年8月・26試合・最終6位で勝率・400)
中日(2014年8月・27試合・最終4位で勝率・479)
ヤクルト(2019年5月・26試合・最終6位で勝率・418)
日本ハム(2019年8月・26試合・最終5位で勝率・471)
広島(2024年9月・25試合)