最下位転落の広島・新井監督「私が反省したい」天敵・東を打てず 早くも今季5度目の完封負け
「広島0-2DeNA」(3日、マツダスタジアム)
広島が今季5度目の完封負けで4月15日以来の最下位に転落した。すでにスコアレスの引き分けも3度あり、無得点に終わった試合は26戦中8戦となった。この日も相手先発・東に手を焼き、相手左腕にはこれで昨年から8戦5敗。八回1死二、三塁では菊池に代えて代打・松山を送ったが一飛。好調・野間も凡退した。試合後の新井貴浩監督(47)の一問一答は以下の通り。
-東投手からチャンスはつくったが…。
「なかなか簡単に打てる投手じゃないけど、みんないいアプローチはしてくれた。そこを得点につなげられなかったのは、私が反省したいなと思います」
-2点ビハインドの8回無死一、二塁から秋山選手の犠打からの代打策は相手の継投策を考えて?
「もちろん。あそこはノーアウト一、二塁だったらアキ(秋山)はバントしてもらおうと決めていたので。そうなったら(DeNAは投手を)代えてくるだろうなと思って。球数もあるし。そこは決めていた。勝負をかけたというかね」
-開幕戦以来の対戦となった東投手について。
「やっぱりコーナーを丁寧に投げていたと思うし、チェンジアップにしても緩急をつけていたと思う。そういった中でも、得点できなかったのは私が反省したい」
-小園が前回対戦に続き、好内容。
「ナイスバッティングだったと思うね。小園もそうだし、健人も内容良かったと思うし、マティ(二俣)もナイスヒットだし、(代打の)宇草もよく打ったと思います」
-内容の良かった中村健に打席が回った七回2死一、二塁の場面も代打は送らず。
「もちろん、もちろん。それまでの打席も内容が良かったので、あそこは健人に任せました」
-アドゥワは6回2失点も序盤の失点が痛かった
「2週間以上、登板間隔が空いていたから。難しさもあったと思うんだけど、よく粘って投げてくれた」
-ケムナが久しぶりに1軍登板。
「初登板でお客さんもたくさん入った中で、いい初登板だったと思います。緊張したと思うけどね」