カープ栗林 侍守護神返り咲きへ意欲 井端監督と対面で決意新た「貢献したいなって気持ち強い」

 「広島春季キャンプ」(7日、日南)

 広島・栗林良吏投手(27)が侍ジャパンの井端弘和監督(48)と対面し、侍守護神返り咲きへ決意を新たにした。欧州代表戦のメンバー入りが内定している右腕は「WBCで(途中)離脱したのは自分しかいない。もう一度選んでもらって貢献したいなって気持ちは強く持ってます」と力を込めた。

 昨年3月のWBCでは腰の張りで途中離脱。世界一の瞬間をチームメートと迎えることができなかっただけに、侍への思いは強いものがある。

 井端監督とは、コーチと選手の間柄で東京五輪を戦い、金メダル獲得に貢献した。「自分の中では思い入れがあると言ったら変ですけど、一緒にやらせていただけたというのはある」と栗林。「もし選んでいただけたら、必ず結果で恩返ししたいという強い気持ちは持ってます」と熱き思いを明かした。

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