広島 末包がカブス・鈴木誠也直伝“ぎゅうぎゅうのパンパン”打法に磨き 「グレード2ですね(笑)」

 ノックでストライク送球し納得の表情を浮かべる末包(撮影・市尻達拡)
 フリー打撃で鋭い打球を放つ末包(撮影・市尻達拡)
 ノックでストライク送球し最高の笑顔を見せる末包(撮影・市尻達拡)
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 広島・末包昇大外野手(27)が24日、マツダスタジアムでの合同自主トレに合流した。

 昨年に引き続き、20日までカブス・鈴木誠也外野手(29)と沖縄県内で自主トレ。求めるのは右股関節に十分に体重を乗せ、尻が張った状態から一気に力を伝える“ぎゅうぎゅうのパンパン”打法。昨年鈴木から伝授された打ち方だが、今季は「グレード2ですね(笑)。去年も教えてもらったけど、できない感じがあった。今年はだいぶ良くなったと言われたし、しっくり来ている感じはあった」と確かな収穫を持ち帰った。

 右股関節に体重をしっかり乗せることで「もう1個押し込みができる。もっと動かしていければもっと(球を)待てるようにもなる。教わったことをキャンプでやりながら、いいモノを見つけられれば」と今後は復習と反復の日々を過ごす。

 昨季は65試合の出場で自己最多の11本塁打を放ち、飛躍への下地を整えた。外野のレギュラー奪取を狙う今季は「最低20本は打ちたい」と自己最多を更新するノルマを掲げた。昨季まで打線の中核を担った西川が抜ける今季。自慢の打力を磨き上げて、チームの得点力アップに貢献していく。

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