カープ森下 阪神にリベンジ誓う 今季0勝4敗「来季は何とかしたい」 甲子園の声援をため息に変える

 広島・森下暢仁投手(26)が2日、呉市で行われたイベントに栗林と参加し、来季の“虎退治”に闘志を燃やした。今季の阪神戦は5試合で0勝4敗、防御率4・55。甲子園では3戦2敗だった。それでも球場全体が黄色に染まる敵地に、嫌なイメージはないという。今季苦戦した近本、中野を封じて大歓声をため息に変え、日本一チームに借りを返す。

 ステージに森下が登場すると、場内の興奮は最高潮に達した。目を輝かせた子どもが拍手を送り、女性ファンからは黄色い声援が飛ぶ。いつも背中を押してくれる鯉党たちの前で「来シーズン、強いカープであるためにチームの一員として、しっかり頑張りたい」と決意を新たにした。

 新井監督が就任1年目の今季は2位と躍進。だが、リーグ優勝し、日本一となった阪神には11・5ゲーム差をつけられた。阪神戦は9勝15敗1分け。森下も今季の同戦は5試合で0勝4敗、防御率4・55だった。「1勝もできなかった。来季は何とかしたい」と打倒・阪神への思いを強めた。

 18年以来のリーグ制覇を果たすには“虎退治”が欠かせない。今季の阪神戦では、特に甲子園で2勝9敗1分けと苦しみ、森下も同球場で3戦2敗だった。それでも「そこまで気にすることはなかった」と応援の圧力をネガティブに捉えていない。

 理由は新井監督の言葉があったから。「新井さんも言っていたけど、阪神の打者がアウトになれば、雰囲気としてこちらのプラスになるというか。向こうは嫌(なムード)になるという話を聞いた」と明かす。走者が一人出ただけで大ピンチのような雰囲気になる甲子園でも、気おされる必要はない。

 “黄色い声援”をため息に変える策は打線のつながりを寸断すること。今季は近本に対戦打率・308、中野に同・533と手を焼いた。1、2番コンビをいかに抑えるかが鍵になる。

 「いい当たりをされた安打は、ほぼなかった」と回顧。粘られた末の内野安打やポテンヒットで走者を背負い、中軸に長打を許す場面が多かった。打ち取った打球でもヒットコースに飛ぶのは原因がある。「そこの制球と高さをもう一度考えて。カウントを悪くして打たれているので、そういう部分をなくしていけたら」と話した。

 イベント終盤の質問コーナーでは野球少年からの質問に丁寧に答えて、みんなを笑顔にした背番号18。「あとは自分がレベルアップして、来季に臨みたい」。王者へのリベンジを実現し、プレーでもファンを笑顔にする。

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