広島・新井監督「みんな悔しいと思うし、自分もすごく悔しい」
「広島東洋カープ5-6阪神タイガース」(1日、マツダスタジアム)
広島は今季最終戦を逆転負けで終えた。DeNAに同率2位で並ばれたため、目標であったCSファーストSの本拠地開催は、DeNAの最終戦の結果を待つことになった。
新井貴浩監督は「みんな最後まであきらめずに頑張ってくれて、あともう少しのとこだったかなと」と悔しさをにじませた。
先発の大瀬良を無失点ながら三回途中で諦め大道をつぎ込んだ。
「試合前からいろんなことを想定しながら、入っていったんで、あそこは守るほうだけじゃなくて攻撃する方もあるし、点を取らないといけないし、いろいろ考えて、いろんなことを考えてあそこで代わりました」
上本の2失策がそのまま失点につながった。
「いつも言ってるようにミスはね、付きものなんで、それが野球なんで、今日ちょっとみんな悔しいと思うし、自分もすごく悔しいし、またね、この悔しさをCSにぶつけていきたいと思います」
3点ビハインドの五回は無死二塁から会沢にバント。
「まだ5回、1点取っておけばということと、岡留が右打者が苦しいということとか、いろいろなことを考えながら、まずは1点っていう考えだったね。あれがもっとイニングが進んでいたら、もちろんね、違う作戦になるけど、っていうことで。いろいろ想定しながら。なかなか右打者はね、ま、スエ(末包)はナイスバッティングだったけど、なかなか厳しいから。あとイニングも若かったしっていうのも考えて、まずはっていう感じの送りバントでした」
四回から床田を中4日でリリーフ登板させた。
「どういう状況でも行くぞっていう風に、トコも中4日でしんどかったと思うんですけど、レギュラーシーズン最後の試合だったので、やれることはやりたいっていう。だからあれはどの展開でも床田でした」
引退の一岡は140中盤の速球を見せた。
「まだまだ元気なボールを投げていたと思います。いいセレモニーだった。彼の人柄がね、そうさせたんだと思いますし。カープのためにたくさん腕を振ってくれて、頑張ってくれて、優勝に貢献してくれた。普段はひかえめだが、マウンドに上がると芯の強さを感じさせる本当に素晴らしい投手でした」
順位確定は持ち越しとなった。
「そこはどうしようもない。ひとまずレギュラーシーズンこれで終わった。シーズン前の評価がすごく低かったので、選手が悔しい気持ちを持って戦ってくれたも思うし、CSにいけるというのも、選手全員が頑張ってくれたおかげ」
4日のDeNA対巨人の結果でCSファーストSの開催地が決まる。





