広島のリクエストが認められず 新井監督ら首脳陣が会沢の左手首の状態を気にかけ、申請が遅れる 連勝もストップ

2回、DeNA ネフタリ・ソトの犠飛で生還したDeNA・牧秀悟。左は広島・会沢翼=マツダスタジアム(撮影・田中太一)
 2回、ソトの犠飛で生還する牧(撮影・田中太一)
 2回、交錯した会沢を心配する(左から)新井監督、小窪コーチ、赤松コーチ(撮影・田中太一)
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 「広島東洋カープ1-3横浜DeNAベイスターズ」(7日、マツダスタジアム)

 広島は二回、リクエストが認められず先制点を許した。

 1死三塁でソトが左飛を放ち、捕球した左翼手・堂林がタッチアップを阻止するために送球した。タイミング的には微妙ながら、セーフの判定を受けた。

 際どいプレーだった。それだけに広島はすぐさまリクエストを要求するかに思われたが、一塁側ベンチからは石原コーチやトレーナーが飛び出して会沢に故障がないかなどを気にかけた。

 そのため新井監督から主審へのリクエスト要求が遅れた。リクエストは、審判が判定した直後に行わなければならない。時間が経過してのリプレー検証を求めたことから、今回は認められなかった。

 新井監督は試合後、「ちょっとアツ(会沢)が気になって、ちょっと出るところが遅れた」と語った。不運な形で先制を許すと、末包のソロ本塁打で一時は同点に追いついたが、DeNA・東に完投負けを喫した。不運も重なり、連勝はストップした。

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